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あなたは日本で流れている情報を、鵜呑みにしていませんか?


2015年の夏、太平洋でリムパックが開催されました

以下は、日本で検索しても、絶対にヒットしてこない情報です

海外のサーバーに移動して、英語で検索すれば出てきます
何故、日本からは 「こういう情報を見ることができなくなっている」 のでしょうね?

演説しているのは
米海軍太平洋艦隊 「総司令官」 のハリー・ハリスです

以下は、演説の中の言葉

ニュアンス込みで翻訳します

私達は中国の参加を歓迎します
ぶっちゃけて言ってしまえば、太平洋で中国の軍事力が成長することを歓迎しています
それには何の問題もありません


???
日本で報道されているニュアンスとは、かなり違いますね

日本ではこの、ハリー・ハリスの演説は報道されていません
ところがこの発言は、2014年と、2015年の2度に渡って繰り返されているのです


何かが、おかしくなっていると、感じませんか?
実は安倍政権になって以降、日本の報道は、かなり偏りだしているのです

海外での報道と比較すると異様にすら感じます
戦時中の大日本帝国時代の報道と、似てきたような印象があります

まるで安倍政権が、日本国民の頭の中に
中国は日本の敵なのだと、時間をかけて刷り込もうとしているかのようです


日本の大手マスコミは
自らの使命を忘れ、すでに傀儡化しだしていると認識するべきかもしれません


出処不明(2015年ネットを駆け巡った画像)

2014年5月13日「FRYDAY」より転載

2015年2月16日「週間ポスト」より転載


リムパックに関して
マスコミによる 「典型的な世論操作の事例」 を、もうひとつ紹介します

元ネタは「夕刊フジ」ですが
2015年の夏、多くのサイトで、ほぼ同時に転載され、意図的に話題にされた?ニュースです

ちなみに夕刊フジは保守系(右より)で安倍政権親派の、産経新聞社が発行しています


上から3~4行目の最後に注目してください
「米議会の中には (中略) という声もあるという」

5行目
「怒り心頭に発したようだ」

7行目
「米軍は激怒しているだろう」

下から7行目
「本音だといえる」

下から3行目
「激怒しているはずだ」


気が付きましたか?


どれも 「推測や憶測」 で書かれているのです
記事の題名(断定した印象)と比較したら、この形式は、とてもおかしなことです


上から3行目にある以下の文章を頭に置いてください

「米国防総省当局者は 「無作法だ」 と強い不快感を示し」

「無作法だ」 が 「カギ括弧」 され 「示し」 で終わり、ここだけが 「引用」 だとわかります


米国ではどのように報道されていたのでしょうか?見てみましょう
ちなみに以下の記事は、上記の記事と違って 「開催中」 の報道記事です

赤線を引いた文章を翻訳します

軍事演習でのスパイ行為なんて何ら珍しいことじゃない。 軍隊ってのは互いの演習を監視することで、互いの能力をより深く知ろうとするものなんだ。 賭けてもいいけどさ、冷戦の時のソビエトの演習の近くでは必ずU-2が飛んでいたものさ。
まぁ確かに、ここまで堂々と丸見え状態でやられちゃ、あまりお行儀が良いとはいえないけどね。

全般のニュアンスは、かなり違います
「強い不快感」 など、どこにも出てきません

話題のポイントは 「中国は隠れもせずに堂々とスパイしてた」 っていう、笑い話なんです

実はどの記事を読んでも、おおよそ同じような論調で
どちらかと言えば 「ウェルカム中国」 的なニュアンスがベースに流れています

つまり産経新聞系列(夕刊フジ)の報道記事は、事実とは違い
読手の印象を 「明らかに不当に操作しようとしたもの」 だと言わざるをえません


冷静に考えましょう
世界最大の軍事力と情報収集能力を持っている米国です

中国がスパイ船を送り込んでくることなど、「最初から」 知っていて当然です
このぐらいの予測ができなければ、他国からの先制攻撃に対処などできません

米国は全てを知っていた。 その上で、いちばん上の
ハリー・ハリスの 「何の問題もありません」 という演説があったのです

米国は余裕です
もっと言えば中国も、米国にスパイ船を見られることぐらい、わかってやっている

つまり日本のマスコミ報道は
海外から見れば、もはや 「裸の王様」 といえるほど、恥ずかしい状態です


そろそろ、見えてきましたね
リムパックに中国軍が参加するのを嫌がっているのは、安倍政権だけ

米中関係の進展を国民に悟られたくないので
国民に対して客観的な情報公開を制限し、中国の悪口を広めようとしていた

お粗末ですが、そういうことです


ついでに現地の様子も見てみましょう
これらも日本では全く報道されなかった画像の数々です

米中の将校さんが、楽しそうに会話しています

米中の兵隊さんも、現場は仲良くやってます

日本の自衛官と、中国の兵隊さんも、いい感じ交流していますね

パーティー会場です。左の2名が中国海軍の将校さん、右側が米軍の将校さん。

米中の旗が、一緒に並んでます

どうですか?

日本で報道されている内容とは、かなり違った印象を受けるでしょう?
日本では 「互いにピリピリして、牽制しあっている」 みたいな報道ばかりでしたから


次の事例に移ります
皆さん、2014年4月に、何があったか、知っていますか?

内戦のイエメンに取り残された日本人を
「中国海軍が救出してくれた」 ことを、知っていますか?

ほぼ1か月後
2015年5月15日、安倍政権は国会に 「安保法制を提出」 しました

つまりこの救出作戦は
中国を仮想敵国にすることで安保法制を可決してしまう予定だった
安倍政権にとっては、あまりにもタイミングが悪かった

結果、こうなりました
安倍政権のコメント 「要請はしていない」

マスコミへの要請と圧力があったのでしょうか
この救出劇は、この一瞬の記者会見以外、日本ではほとんど報道されませんでした


ところが 「中国海軍による救出作戦」 の詳細は
他の多くの国で、熱狂的な拍手とともに大きく報道されています

知らぬは 「当事者である日本人」 ばかり








もうひとつ、補足しておきます
フクシマにも中国は、救援活動に来てくれています

残念ながら、これらの画像も、海外サイトからしか手に入りません
何故なのでしょう?

以下はまぎれもなく日本のフクシマであり、「外国人記者によって撮影」 された画像です





領土問題について触れておきます

日本には、大きく分けて、3つの領土問題があります
北方四島 ・ 竹島 ・ 尖閣諸島

領土問題って、多くの人が私と同じように
まじめに全体を読めば読むほど、頭の中が混乱してきませんか?

それは日本政府が、国民に対して正しく説明してこなかったからです
「都合が悪いので説明することができない」 といったほうが正しいかもしれません

名前を出すのは控えますが
以下は私が 「近代史に詳しい先生」 に教えていただいた内容です

非常にシンプルで分かりよく
私が感じていた疑問を整理し、解決してくれた回答でした


実は、領土の帰属に関しては
国際的には大きく分けて 「2種類の考え方がある」 のです

このふたつは、相反する考え方です

(1)「現在の実効支配」 が、どちらの国にあるのかということで、決定するべき
(2)「歴史」 をさかのぼり、本来はどちらの国のものであるべきか、で決定するべき

領土問題をいくつも同時に抱えている日本は
個別の領土問題に対し 「都合の良いほうを場あたり的に選択」 して主張してきました

北方領土と、竹島に関しては、(2)を主張してきました
実効支配されてきたからです

尖閣諸島に関しては、(1)を主張してきました
実効支配してきたからです

この結果、国としての主張に 「統一性が失われて矛盾が生じている」 のです
だから国民に対しても、教科書でも、総合的に領土問題を説明することができずにいます


実は尖閣諸島に関しては
中国は国際司法裁判所に決めてもらおうと、提案しています

それを日本は断固、拒否してきている経緯があります
裁判になると日本は 「どちらかの立場に統一しなさい」 と言われかねないからです

トータルで考えたら、分が悪いのは、日本ということになります


尖閣問題がここまでこじれたのは、海底資源が発見されたからです
領土問題という表情を見せてはいますが、実は資源の奪い合いなのです

資源がメインであれば、話し合いで解決するべきだとは、思いませんか?
中東戦争みたいなことに、なる前に


政治家の思惑や争いについては、このあたりで置いておいて
日中の民間レベルでの関係はどうなっているのでしょうか

政治的に右寄りな方々は、このあたりを殆ど考慮していない印象を受けます

データを見れば一目瞭然です
日本も中国も 「戦争などできるわけがない深い関係」 だと理解できます



2006年以降、「日中貿易が日米貿易を上回る」 ようになりました

 

その後 「日中のシェアは日米を大きく上回り続ける」 ようになります



もはや輸出も、輸入も、どちらも互いに 「シェア第1位の関係」 です



中国に進出した日本企業は 「10年間で倍増」 しました
当然ですが、中国に在住する日本人の数も、急激に増えだしています


現地に 「長期滞在(1年以上)している日本人」 の数
比較のために出されているニューヨーク以外は、すべて中国の都市です


同様のデータを別の角度から眺めるとこうなります
いずれにしても 「ものすごい数の日本人が中国に住んでいる」 ことが理解できます


次に 「日本人留学生の留学先」 を、OECDのデータから見ていただきます


驚きましたか?

「中国で学ぶ日本人留学生」 までもが 「2012年に米国を抜いて最多」 になりました

その半面、米国に留学する学生は減る一方で、10年間で半分以下になっています
英語を学習しようとする留学生よりも、中国語を学習しようとする留学生の方が増えているのです



当然ですが、日中国際結婚の数も増えました


日中が、突き抜けています

このデータでは 中国・フィリピン・韓国&朝鮮 以外の国が出てきません
他国はグラフにできないほど少ないからなのですが、どうにかひとつ見つかりました

経済状態と国際結婚の相関関係を表したデータです


日米は、もともと非常に少ないことが分かります



以上、様々な角度から
安倍政権のいう仮想敵国の代表たる 「中国」 を一気に眺めてみました

安保法制は、必要ですか?

最後に皆さんに、冷静に考えて欲しい問題があります
「国際結婚で生まれた子供達」 の人権は、どうすれば守ることができるのでしょう?

彼らこそが、安保法制よりもよほど強力な
平和の使者(エンジェル)になり得る未来の人材だとは、思いませんか?

最後に日本の国会議員に送るFAXフォームを御覧ください

これは嘆願書ではありません
FAXをもちいた、議員に対して直接届ける、プラカードです

だから、あなたは「無記名で送信」することが可能です

怖がらずに、せめてこのぐらいの意思表明は、してもよいのではないでしょうか?




以下の各種リスト名をクリックすれば

国会議員のFAX番号と、電話番号のリストをダウンロードできます














以下のページも御覧ください


閲覧注意(戦争の凄惨な画像が含まれています)


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